従来の「経営学」や「マネジメント」は、大企業であることを当然のように扱ってきました。
しかし、株式の大半を創業家や経営陣で保有しているファミリー企業には、それにふさわしい経営手法があります。
これは、現在もファミリー企業が社会全体から尊敬の念をもって大切にされている欧州諸国においては歴然としています。
ところが近年の日本では、新自由主義的な経済観念が跋扈し、同族経営があたかも罪悪であるかのような風潮を形成しました。
これによって、これまで数十年、数百年の長きにわたって営々と事業を継続し、地域や国家に対して唯一無二の財やサービスとしての価値の供給は勿論のこと、雇用や納税という社会的な使命を果たしてきた事業経営者たちが、自信を失いかけています。
株式を上場している大企業においても、経営陣による不祥事が続々と摘発されていることをみても、上場していること、大企業であることが清廉潔白性とは何ら関係がないことは明らかです。
非上場でファミリー所有の中堅企業・中小企業のプライドを高め、社会からのリスペクトを奪還することが、当研究所の設立の目的です。
そのために、中堅・中小企業に最も適した合理的な経営戦略概念を導入し、「高収益で勝ち切る」企業体質を作り上げるお手伝いをしております。既存書籍や他のコンサルティング事務所には類を見ないユニークな内容です。